猫の病気とその兆候
飼い主さんが知っておきたい健康サイン
猫は体調が悪くても、それを隠して普段通りに振る舞うことがあります。
「最近、水をよく飲むようになった」
「ごはんを残すようになった」
「トイレに何度も行っている」
そんな小さな変化が、病気のサインであることもあります。
大切な愛猫の「いつもと違う」に気づくために、猫に多い病気と注意したい兆候をご紹介します。

1.慢性腎臓病
特にシニア猫で注意したい病気です。
主な兆候
水をよく飲む/尿量が増える/食欲低下/体重減少/嘔吐/元気がない
2.膀胱炎・尿路結石
膀胱や尿道に起こるトラブルです。
主な兆候
何度もトイレに行く/尿が少ない/血尿/排尿時に鳴く/陰部をよくなめる
⚠️ 尿がほとんど出ない場合は、早急に動物病院へ相談してください。
3.糖尿病
血糖値を正常に調節できなくなる病気です。
主な兆候
水をよく飲む/尿量が増える/食べているのに痩せる/元気がなくなる
4.甲状腺機能亢進症
中高齢の猫で注意したい病気です。
主な兆候
食欲があるのに痩せる/落ち着きがない/よく鳴く/水をよく飲む/嘔吐・下痢
5.歯周病・口内炎
歯や歯ぐき、口の中に炎症や痛みが起こります。
主な兆候
口臭/よだれ/食べにくそう/フードを落とす/食欲低下
6.猫風邪
ウイルスなどによって鼻や目などに症状が現れます。
主な兆候
くしゃみ/鼻水/目やに/涙/食欲低下/元気がない
7.心臓病
初期には症状が分かりにくい場合があります。
主な兆候
呼吸が速い/呼吸が苦しそう/動かなくなる/疲れやすい
⚠️ 呼吸困難や突然立てなくなった場合は、速やかに動物病院へ相談してください。
8.皮膚病・アレルギー
アレルギーや寄生虫など、さまざまな原因があります。
主な兆候
頻繁にかく/同じ場所をなめ続ける/脱毛/皮膚の赤み/フケ
9.消化器系の病気
胃や腸などの異常によって起こります。
主な兆候
繰り返す嘔吐/下痢/血便/食欲低下/体重減少
10.腫瘍(がん)
猫にもさまざまな種類の腫瘍があります。
主な兆候
しこり/体重減少/食欲低下/元気がない/治りにくい傷/お腹の膨らみ